オケラ街道の奇人

令和という斜面に踏み止まって生きる奇人。自称抒情派馬券師、オケラ街道に潜む。

大阪杯予想。マカヒキで泣きたい!

2016. 5月29日。府中東京競馬場
第83回東京優駿(日本ダービー)

私はフジビュースタンド ゴール前付近指定席で観戦していた。
あの日のダービーは凄かったな。ゴール前の激しい攻防は競馬の醍醐味。
マカヒキが鼻差でサトノダイヤモンド以下を下し、83代目ダービー馬の栄誉に輝いた。

あの日、マカヒキは本当に輝いていた。それから、海外遠征を機に調子を崩し、長い長い苦難の道が続く。それは今も続いている。

偉大な才能にも、運不運というものはあるのだ・・・。


自分の人生に不満を持たずに生きる人は稀である。多くの場合、不満の本質は様々な事情によって実現されなかった己の可能性に対する哀惜の念に発しているのだと思う。
マカヒキがターフで、かつてダービー馬の勇姿をイメージさせる時、観客は、ひょっとしたら彼の真の才能が再び甦るのではないか? つまり、人(馬)生はやり直せるのではないか...と、自分の人生に重ねて感情移入するのである。

そして、明日の大阪杯で、マカヒキはファンの夢を乗せ再び走る。

現実は厳しいですね・・・。
本音を云えば、せめて馬券に絡む走りを期待するだけ。


明日の産経大阪杯

◎ ダノンキングリー
○ ラッキーライラック
▲ ブラストワンピース
△ クロノジェネシス
ワグネリアン

馬連5頭BOX 300円×10点
これ、例え的中してもトリガミだな。


馬券は別として、いつかマカヒキの走りで号泣したい。
競馬はロマンです。