前回のブログで「史上最強馬論争」を書きました。
https://okeraman.hatenablog.com/entry/2020/07/04/053455
今回は自分なりの「史上最強馬考」を考察してみようと思います。
あくまで “極私的” でありますので、最強とは少々ニュアンスが違うと思いますが、それはご容赦願います。
競馬ファンそれぞれの考え、そして思い入れの違いがありますからね。
史上最強といっても、私が競馬に興味を持ち始めたのはダイシンボルガードのダービー頃から。つまり、1969年からということになり、当時の現役最強馬は有馬記念を2連覇し、日本馬として初めて凱旋門賞を走ったスピードシンボリだったと思います。
それから、半世紀以上も競馬を観ているのですから、本当に長い長い競馬ロマンの旅を続けて来たんだなぁ...と、感慨深いものがあります。
私が競馬初心者、少年ファンだった頃、、当時の大人のベテラン競馬ファンに聞きました。
「スピードシンボリより強い馬っていたの? 今までで一番強い馬は?」
色んな名馬の名前が挙がったなぁ...。
女傑クリフジ、幻の馬トキノミノル。当時においても、これは伝説の極みといえる名馬であったと思う。
日本馬として海外重賞レースを初制覇したハクチカラ。
メイヂヒカリが一番強かったんじゃないか?という人も多かったな。
快速メイズイは強さだけでなく人気もあったという。
他にも色々いるが、最終的にはシンザンかタケシバオーか? という声が断然多かったように記憶する。
これらの話を馬バカの大人たちから聞くにつけ、競馬の歴史、ロマンに触れたようで、まだ純粋な少年だった私の心は想像力膨らみ、私自身も馬バカの道に突き進むことになる。
そんな時に出会ったのが寺山修司。
「人生は競馬の比喩である」
氏の競馬エッセイは貪るように読んだなぁ...。
真っ白なキャンバスのような、少年の心にはたまったもんじゃない。
・・・ 閑話休題 ・・・
史上最強馬考ですね。
競馬に興味を持ち始めたのは1969年頃なので、それ以前の馬は観ていないのです。当然ながらこの考察から外します。スピードシンボリ時代以降。
さて、、、
史上最強馬といえば?
どんな名前が挙がりますかね?
完璧な記録を残し、種牡馬としても大成功したディープインパクト。
世界にあと一歩まで届いた、オルフェーヴル、エルコンドルパサー。
全盛期は魔物のように強かったナリタブライアン。
完全無欠の皇帝シンボリルドルフ。
テイエムオペラオーやキタサンブラックのタフネスさ。
タラレバ幻想を抱かせるサイレンススズカ、マルゼンスキー。
忘れちゃならないのが、オグリキャップ、トウカイテイオー、メジロマックイーン、テンポイント、トウショウボーイ。
他にも色々いますね?
この「極私的史上最強馬考」
次回 Part2(今月中) に続きます。