オケラ街道の奇人

令和という斜面に踏み止まって生きる奇人。自称抒情派馬券師、オケラ街道に潜む。

極私的 史上最強馬考 Part 3

「極私的史上最強馬考 Part1」
https://okeraman.hatenablog.com/entry/2020/07/09/044128

「極私的史上最強馬考 Part2」
https://okeraman.hatenablog.com/entry/2020/07/21/063402


この続きになります。


史上最強馬?をテーマに選んで、正直面倒くさいなァ...と、思っている。
別に、面白がって読んでいる人がいるとも思えないのだが、私は几帳面なので適当には終わらせたくない。

ん? でも、極私的だからね、適当でいいんですよ。
客観性無視の極私的、、超主観でいきますよ。そして、矛盾することも述べると思いますので悪しからず。


と、一通り言い訳したところで(笑)本題に入ります。


前回、歴代最強馬候補の名前を30頭以上挙げましたが、肝心のスピードシンボリの名前を挙げること忘れていました。私の競馬観戦史はこの馬から始まったのです。


さて、私が考える最強馬とは?

ある一定期間最強馬として活躍していた馬が条件ですね。
いくら圧倒的なパフォーマンスを見せインパクトを残しても、故障等で活躍期間が短い馬は評価出来ない。
『無事之名馬 』体質の強さ運も強さの一要素だと考えます。
マルゼンスキーサイレンススズカカブラヤオーアグネスタキオンキングカメハメハ等がそれに該当するかもしれません。
勿論、それらの馬も、無事であったならディープインパクト以上の記録を残した可能性はある。
事実、サイレンススズカ等は毎日王冠で、あの世界にあと一歩まで迫ったエルコンドルパサーを完封している。

しかし...
たった一つのレースだけでは評価できず、あくまでタラレバの注釈付きなのだ。彼らは実現されなかった可能性を残したままターフを去った。

それから、いくら記録を残してもその内容も考慮しなくてはなりませんね。G1レース7勝といっても、ウオッカジェンティルドンナ、アーモンドアイ等は牝馬限定がかなり含まれている。
ルドルフ、オペラオー、ディープ、キタサンブラック等と同等に扱うのは無理があるのではないでしょうか?

それに、G1勝利数といっても、昭和と現在ではG1レース数が全然違いますからね。昔は天皇賞を一度でも勝てば、春でも秋でも出走権利がなくなります。天皇賞連覇は出来ず、ジャパンCもなかった。アーモンドアイのようなG1コレクターは不可能だった。
昭和の時代、現在のようにダートのG1あれば、それこそハイセイコーなんて全部勝ってしまうかもしれませんよ。


では、実際にどの馬を評価するのか?


シンボリルドルフ
ナリタブライアン
ディープインパクト
エルコンドルパサー
テイエムオペラオー
オルフェーヴル

主観を捨て、客観的にいうならば、以上6頭の名前を挙げる人は多いと思います。私自身もこの6頭に関しては文句がありません。

そこに私の主観、好みの馬を挙げるならば。

テンポイント
トウショウボーイ
オグリキャップ
メジロマックイーン
トウカイテイオー
キタサンブラック


さてさて、いよいよこの12頭に絞られてきましたね?

この中では完璧な記録を残したシンボリルドルフディープインパクトの争いになるのかな?

否、待てよ。

凱旋門賞で世界にあと一歩まで迫ったエルコンドルパサーオルフェーヴルを忘れちゃいけない。とくにオルフェーヴルは二年連続。
個人的好みからは、オグリキャップ、マックイーン、オペラオー、キタサンブラックなんですよね。とにかくタフで王者の風格があった。



ここからが大切なのです。

名馬の本当の価値を決めるのは、記録ではなく後世に何を残したか?
ということなのです。

それは次回、Part4 に続きます。
(9月になってからかな?)



コロナ禍ステイホーム盆休みの最中。
皆さん、どうお過ごしでしょうか?
私も暇なので、盆休み中のブログ。
「怪談特集」でいきますよ。

興味のある方はどうぞよろしく。