オケラ街道の奇人

令和という斜面に踏み止まって生きる奇人。自称抒情派馬券師、オケラ街道に潜む。

運動会のヒーロー

ドーン ドーン ドーン!

朝になると、打ち上げ花火が周囲に鳴り響く。

今日は10月10日。
体育の日のイメージが強いですね。そして、この季節は運動会のシーズンです。

運動会の朝に鳴り響く、あの花火の音を聞くと、私は武者震いしたものです。しかし、この花火を打ち上げる風習が、なくなりつつあるという。
理由は近隣住民への配慮? 夜勤明けの人もおり、様々な理由で、それを騒音と捉える苦情があるからだという。
運動会の花火だけでなく、盆踊りや除夜の鐘まで「うるせい!」と文句を垂れる、スットコドッコイ野郎がいる、面倒くさい世の中になりましたね...。


運動会といったら、昔は地域の学校行事の一大イベントでした。
それが年々地味になっているらしい。
危険との理由で消えつつある競技種目も多いという。確かに組体操のピラミッド等は危険かな?...とは思う。でも、騎馬戦や棒倒しも? けっこう盛り上がっているし、それが危険だというなら、何も出来ないだろう?
紅白玉入れや玉ころがし、ダンスなんてやっても(見ても)、面白くも何ともない。それは運動会とは云えない。

そこまではギリギリ許す...。

リレーや徒競走等の順位付け。
「みんな頑張っているのに差別意識が生まれる。順位付けはしない方が良い」そんな考えから “手つなぎゴール” なんて言葉が生まれました。

ふざけちゃいけない(怒)!

まぁ、実際に手つなぎゴールなんてやってる学校は存在しないと信じたい。


学校時代の行事で、私は運動会(体育祭)と球技大会が最も好きでした。文化祭は興味がなく参加した記憶はありません。遠足は面倒くさい、修学旅行や林間(海)学校は憂鬱の対象でしかありませんでした。

まぁ、私が遠足や修学旅行が嫌いな理由は観光バスにあるのかな?
幼い頃はバス酔いしたんですよ、、そして、江ノ島だったかな? 小三の遠足で迷子(3人で)になり、大騒動になった経験があるのです。あれがトラウマになっているのかもしれません。
勿論、団体旅行は嫌いでも一人(少人数)旅は大好きです。


それはともかく、運動会(体育祭)のこと。

学校時代、私は他人に自慢出来ることは何もなかったのですが、唯一、足の速さだけは自慢でした。
運動会の徒競走は殆ど一着、リレーもアンカーばかりでした。

徒競走の成績

幼稚園 ぶっちぎり一着

小一 楽々 一着
小二 楽々一着
小三 スタート転び、追い込み三着
小四 ぶっちぎり一着
小五 残念、ガチンコで二着
小六 軽く流して一着

中一 楽々一着
中二 ガチンコ 二着
中三 楽々一着

高一 意外と苦戦するも一着
高二 ぶっちぎり一着
高三 体育祭中止

好きだった運動会のかけっこ。
このように全部憶えています。

中学時代と高校時代は、各クラスの足の速い人代表ですから、相手もそこそこ速い。
小五と、中ニの二着は同じ相手で、そいつとは同じ中学の陸上部、埼玉県100㍍5位になったやつですから、勝てるわけがない。
ちなみに、そいつと組んだ100×4人リレーでは、県体6位入賞しました。


なんか、自慢になってしまいましたね? 他に自慢出来るものがなかったのでご容赦下さい(笑)。

つまり、一年間で唯一ヒーローになれた時間が運動会であったという良い思い出。
それが近年廃れてきたというのは残念ですね。
今は運動会の季節だというのに、あまりやってる様子がないですね

運動会でダンスなんてやってる場合じゃありません!

走ることが好きだったせいか?
大人になった私は、お馬さんの走りっこに夢中です(笑)。



Long, Long Ago ...

遠い遠い昔のことですね。

あの韋駄天少年はどこへ行ってしまったのでしょうか?

今は全力疾走したり長距離を走れば何が起こるか?わかりません。

心不全か何かで死ぬ可能性も否定出来ません(笑)。