オケラ街道の奇人

令和という斜面に踏み止まって生きる奇人。自称抒情派馬券師、オケラ街道に潜む。

男は黙ってサッポロビール! 

  男は黙ってサッポロビール

世界のミフネ。
いいですねぇ、、 何を言ってるのか?さっぱり分からないですもん(笑)。

「日本の男は、心で泣いても顔には出さん!」という考えだったらしく、全身がそんな価値観で溢れている。
これ、現在なら「保守的で古い考えだ」と、色々批判され叩かれるかもしれませんが、それでこそ三船敏郎
誤解を招きやすいが、三船さんはあれだけの大スターにも関わらず、誰に対しても気さくで礼儀正しく決して偉ぶることも媚びることもなかったそうです。どこかの、茶の間に好感度がよく、世渡り上手で裏をまわれば違う顔を見せる芸能人とはエラい違いです。

但し。
素では人格者の三船さんも、お酒が入ると...。酒乱?

「男は黙ってサッポロビール!」

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巷では「孤食」が話題になり「黙食」という新しい言葉?まで生まれているそうですね?。
これは「孤独のグルメ」の影響というより、新型コロナ騒動による自粛の影響がより大きいと思われます。

酒類提供禁止?
どこの酒場もシャッターが閉まっている。私などは、孤食、孤飲の方が落ち着けるタイプですが、そんな私でも外飲みできないのはツラい。
「家飲みでもいいんじゃないの?」という人もいるが、ちょっと違うんですよね。酒場の、あの雑然とした中、端っこの席に身を置き、黙々と一人飲んでいる時の精神の開放感。
部屋の籠り酒にそれはない。

もう、、8時迄でもいいから、いい加減、酒類提供禁止を解除してほしい。

そして。
「男は黙ってサッポロビール!」
と、やりたい(笑)。


そういえば、何年か前に、大学キャンパス内学食にて、孤食が話題になり「便所めし」なんていう言葉(ネットスラング?)が流行りましたね。
なんでも、学食で一人食べていると、友達のいない暗い奴と思われるのが嫌で、隠れてトイレで食べている学生がいるのだという異常事態。

あほか!?

私なんか大抵一人で、スポーツ新聞広げて、平気で食べてたぞ(最近の学食は雑誌類持ち込み禁止も多いようだが)。
便所めし学生なんて本当に存在するのだろうか... 都市伝説みたいなもの?

ともあれ、誰かと一緒に行動していないと不安?そんな風潮は、コロナ騒動後には滅びてほしい。

昔は強制参加させられた、会社での宴会や慰安旅行は敬遠する人も多く、成り立たなくなるケースもあるとか?
良い傾向だと思いますが、、気の合う仲間と、会社帰りに赤提灯で軽く一杯やるのは楽しいものです。

以前もこのブログに書きましたが、私は飲んで語るのは好きですが、意味のないお喋りは嫌なんです。
(語りと、だべりは全然違う)

酒の席で大騒ぎする人がひとりでもいると落ち着かない。だから、大勢でワーワー騒ぐ宴会は大嫌い。
大衆の中の孤は自由で居心地がいいけれど、集団行動という同調圧力は、面倒くさく苦行以外の何ものでもない。

コロナの教訓から、飲食店も大勢での入店は禁止してほしいですね。
7~8人でやってきて、席(テーブル等)をくっつけているのをたまに見かけるが、あれは周囲に大迷惑。大体、ああいう連中は五月蝿いですから。
大勢で来ても席をくっつけては駄目。分散して座らせれば良い。

逆に孤客を大切にしてほしいですね。


これからは、孤食、孤飲。
その先は、黙食、黙酔の時代ですよ。

なんて...。

こんなことを言うと、まるで人間嫌いの偏屈者と思われるかもしれませんが、半分はネタですから(笑)。
孤独を愛する私も、気の合う仲間と、酒を酌み交わしながら好きな競馬等の話ならば、朝までだっていけます。

楽しみ方は人それぞれ。


“ 男は黙って、サッポロビール!”

ん?

孤酔(こよい今宵)も、黙って無糖チューハイ。


カンパーイ♪