オケラ街道の奇人

令和という斜面に踏み止まって生きる奇人。自称抒情派馬券師、オケラ街道に潜む。

初夢。

電車がホームに着いた。
私はまず座らないので、窓際に立ちホームを眺めていた。

どこの駅かは分からないが、雰囲気からいって地下鉄だろう。
小伝馬町茅場町のような気がする。

ドキッとした。

あの女がいる。。。

電車がホームを出る直前だった。
あの女とまともに目が合う。

ぞくり! と、した。

既に電車のドアは閉まり、走り出したというのに、女はホームを駆け追いかけてくる。髪を振り乱して、恐ろしい形相で電車の窓を叩きながら走っている。その姿はヒトではない、得体の知れない何か?を感じさせる。

その女の正体は不明である。
しかし、何故か名前は「ナターシャ」であると知っている。
彼女は日本人なのか、ロシア人なのかは分からない。いつも霞がかかっているようで、まともに顔を見たことがないからなのだ。
なぜ、ナターシャがこんなところにいるのだろうか?

たったそれだけの夢。
これが、記憶する2022年の初夢です。
この夢は昼寝時に見たもの。


ところで、ナターシャという女は、度々私の夢の中に出てくる。

ある時は、深夜トイレに起きると中から出てきたり、誰もいない筈の部屋で勝手にご飯を食べていたり、私の家にいつの間にかいるのです。

「勝手に人の家に上がるな!」

と、注意をすると、怒り出したナターシャは私の首を締めようとしたことさえあります。ナターシャは大きいので勝てません。
普通なら、夢の中の私は、それを“霊的なモノ、魔物のようなモノ”と感じ、恐ろしく感じる筈なのに、私は気にも留めていません。
無関心を装えば、彼女は私に危害を加えることはない。と、何年も夢の中で彼女と接して学んだからです。

ナターシャは、私の夢の中の主な登場人物と言ってもいいのです。

ナターシャは誰なのだろう?

如何なる心理がナターシャという幻姿を生み出したのだろうか?



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2021年もあっという間に過ぎ、今年も一週間が過ぎました。
年を取るにつれて、時の流れは早く感じ、それはどんどん加速します。
この伝で言うと、もうそろそろ桜が咲き始め、暑い夏がやってきます。
秋はすぐに過ぎ、除夜の鐘を聞く。

すぐですよ(笑)。




父は今年二月で 六十五
顔のシワはふえて ゆくばかり♪

母は今年九月で 六十四
子供だけの為に 年とった♪

かつて、井上陽水がこんな歌をうたっていましたね?(人生が二度あれば)


65は、、おじいちゃんですか?
64は、、おばあちゃんでしょうか?

私は今年64歳になるんですけど!

ふざけないでほしいですよね(笑)。
令和四年の時代に、昭和のこの歌詞は当てはまりません。
そんな陽水も今年74になるそうです。

今の64なんて、昭和でいえば52才位だと断言します。...なんてね。


今年もよろしくお願いします。