あのさ、、ウマ娘がありならウマゴーストはもっとありだよね?
ブログを書くのも億劫になってきたので適当に自由に書く。
これ、妄想だから幻覚と思って鼻で笑いながら読んで下さい。
(つまり、ツッコミなしって言いたい)
ここは名馬が楽しく暮らす極楽浄土。
まだ新入りのゼンノロブロイさんが道をトコトコ歩いていた。
すると、その先に大きな看板がある。
名馬ゴーストバー「幻馬酒場」
(ゼンノ)ロブロイさんはここの噂を聞いていた。下界からやってきた名馬達で日々賑わっているらしいのだ。
ロブロイは思った。
(俺様ぐらい実績(秋古馬三冠)あれば、どんな過去の名馬が来ようがビビるこたぁ~ねぇな。シンザンさんやオグリキャップさんなんか来ねーだろ?来たらビビるけどよ...)
中に入ると、名馬達のために寺山修司さんや大川慶次郎さんらウマ大好き人間が黒服で働いていた。
多くの名馬(過去の馬は全て名馬)で賑わっているのは本当だ。
「生ビールと馬刺し下さい!」
「ロブロイさん! どうも、どうも。でも、馬刺しはまずいですよ...」
隣の席で飲んでいたのはドゥラメンテ君とワグネリアン君であった。
「これは、これは、ダービー馬コンビがお揃いで? ここでは君らの方が先輩だぞ。それより、君ら若いのに俺より先に来るなんてアホか? 下界の人間共が残念がってたぞ。特に生産界のやつらがな。ところでドゥラ君、君の息子が凱旋門賞に出るらしいぞ」
ドゥラメンテにとって、息子のタイトルホルダーは自慢なので嬉しそうだ。
ロブロイさんの視線の先にタイキシャトルさんが見えた。
やがて、タイキシャトル、ゼンノロブロイ、ドゥラメンテ、ワグネリアンの4人で酒盛りが始まった。
「俺ら新入りだけど、現役時代の実績からいって、もっと堂々としていいんじゃないか? こんな端っこで飲んでないでもっと奥に行こうぜ!」
ゼンノロブロイがそう言うと、他の三人は首を横に振る。
ロブロイさんが周囲を見回すと、アグネスデジタルや、宿敵ネオユニヴァースがいた。ロブロイさんは、懐かしさの余りコップを持ってネオユニヴァースの横に腰掛けた。
その隣の席ではクロフネとジャングルポケット、アグネスタキオンが熱く語り合っている。
「やっぱり、そうそうたる面子が飲みに来てるな、ユニヴァース君...」
「いや、まだ序ノ口だよロブロイ君。ビックリするぞ!」
向こうの方からひときわ目立つ女がやってきた。その華やかさ、オーラにロブロイさんはビビった。
ウオッカ嬢である。
ウオッカ様はロブロイさん、ユニヴァースさんには一瞥もくれず通り過ぎていった。
「ウオッカ嬢は、ここでは持てるからな。彼女が一目置くのは父のタニノギムレットぐらいだな...。あのディープインパクトでさえウオッカ嬢の前だと緊張してるんだぜ。だけど...」
「だけど?」
すると、奥の方から金切り声が聞こえてきた。女同士の口争いか?
「あんた、男どもを挑発して歩いてんじゃないよ。生意気よ!」
スイープトウショウ姐さんが、ウオッカ嬢にいちゃもんを付けている。
スイープ姐さんの気性は無敵だ。ウオッカ何するものぞ。
それを大姐ヒシアマゾンとシーザリオが必死に宥めている。ノースフライトも近くで見ている。
「ヤバイよロブロイ君。巻き込まれないように端っこで飲もう」
「そうだね、ユニヴァース君。向こうでドゥラ君、ワグ君、シャトルさんが小さくなって、陰気に飲んでるから一緒に飲もうよ」
ロブロイさん、ユニヴァースさんが端っこの席に移動しながら周囲を見回すと、シンボリクリスエス、ビワハヤヒデ、ダンスインザダーク、キングカメハメハらの姿もあった。
サクラローレルとマヤノトップガンは仲良くカラオケで「走れコータロー」を唄っている。
ダッ、ダッダァーン!
誰かがゴーストバーの扉を蹴破らんばかりの勢いで入ってきた。
まるで西部劇の悪党のようだ。
あ、あれは、、、。
ステイゴールド様だ。
彼は周囲を睨みつけ威嚇するようにツカツカと中へ入っていく。
「また、くせの悪いやつが来たな...」
レガシーワールドがそう呟く。
ステイゴールド様はそのまま奥の方に向かった。その先には?
キングカメハメハが止めに入った。
「ステイゴールドさん、そっちはまずいですよ。ここで飲みましょう...」
「なんでだ? ぶっとばすぞ!」
ステイゴールドはキンカメを睨みつけると奥の方に目を向けた。その視線の先にいたのは?
気紛れエリモジョージ!
修羅場となるのか?
第一種接近遭遇。
(続く)
ウマゴースト、シリーズ物としてたまにネタ切れの時に書きます。